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2007/09/12

危険植物まとめ

猫にとって危険な植物はおよそ700種類以上あるそうです。植物好きな私も一応キク科やユリ科は駄目という、うるおぼえ程度で購入して育てているので、この際どんなものがまずいかまとめておこうと思います(うちにありそうな代表的なものだけです)。切花なんかでも買っちゃうしね。参考サイトはこちら←もっと詳しくたくさんの種類が書かれています。

アジサイ科

アジサイ(蕾) 大量摂取:ケイレン 昏睡 呼吸麻痺 死亡 少量:嘔吐 沈鬱 元気消失 

キキョウ科

キキョウ(根) 嘔吐、下痢、胃腸炎、溶血

キク科

デージー  皮膚接触では皮膚炎、経口接触では嘔吐

マーガレット(葉の汁) 皮膚接触では皮膚炎、経口接触では嘔吐

キョウチクトウ科

ニチニチソウ  全身麻痺

キンポウゲ科 ★キンポウゲ科はほとんどが有毒

オダマキ(特に種) 皮膚接触では皮膚のかぶれ、経口摂取では口腔内潰瘍、胃腸炎、多食で心臓麻痺 

クリスマスローズ(特に根) 口腔の灼熱感、腹痛、胃炎、嘔吐、下痢、不整脈、血圧低下、心臓麻痺、死亡

アネモネ(乳液) 皮膚接触では皮膚の水ぶくれ、経口摂取では口腔及び胃腸の炎症

クレマチス 胃腸炎

クスノキ科

アボカド(未成熟の果実、種子の中身)  元気消失、チアノーゼ、死亡

サクラソウ科

シクラメン  胃腸炎

サトイモ科●観葉植物系

ポトス  口内炎、皮膚炎

スミレ科

パンジー ビオラ(種子、根茎) 嘔吐、神経麻痺

ツツジ科● ★危険性が高いものが多いです

アザレア(シャクナゲ) サツキ ツツジ(葉、花からの蜂蜜)  流涎、嘔吐、下痢、視力障害、筋力低下、徐脈、麻痺、昏睡、多量に摂取した場合は死亡

ナス科 ★危険性が高いものが多いです

トマト(葉、茎)   結膜炎、皮膚炎、未成熟果実の摂取で嘔吐、下痢

ジャガイモ(芽、緑色のイモ)  口腔や咽の灼熱感、嘔吐、下痢、流涎、腹痛、発熱、瞳孔散大、運動失調、筋力低下、徐脈、血圧低下

バラ科 ★未熟果には青酸(シアン)が含まれていますので、注意してください。

アンズ、モモ、サクラ、スモモ、ビワ(未成熟の果実、種子の中身) 呼吸困難、虚脱、ケイレン

ヒガンバナ科 ★危険性が高いものが多いです

アマリリス(鱗茎)  悪心、嘔吐、下痢、流涎、肝障害、脱力感

スイセン(鱗茎)  嘔気、嘔吐、血圧低下、時に下痢、胃腸炎、心不全(ネコ)

ヒルガオ科

アサガオ(種子、ツル、葉) 嘔気、嘔吐、下痢、反射低下、瞳孔散大、幻覚、血圧低下

ユリ科  ★すべてのユリ科植物は肝臓の機能不全を起こす猛毒と言われています

スズラン  嘔吐、下痢、腹痛、徐脈、不整脈、心不全

ユリ(テッポウユリ、スカシユリ、オニユリ、カノコユリ) 脱力感、脱水、腎臓障害、視力障害、全身麻痺

チューリップ(鱗球)  皮膚炎、多食で心臓麻痺

ヒヤシンス(鱗球)  皮膚炎、多食で心臓麻痺

アロエ(樹液) 下痢

などなど山ほどあります。多分わんこだって食べちゃ駄目だとおもいます。危険な部分を書いてないものはどこを食べても症状が現れることがあるそうです。うちではよくベランダに出してますので注意しなきゃ~~。

余談ですが、私はもしかししたらイネ科の植物に弱いかもしれません・・・だって、先日買ってきた猫草をベリィが食べているのを見ていたら鼻水が(笑)イネ科って猫には安全なんだけどな~~。

他にも植物ではないですが、精油(ハーブオイル)の入った商品も危険だそうです。よく妊娠中などは使ってはいけませんと書かれていたりしますが、猫にとっても同じく中毒になる可能性があるそうです。ペットと一緒にセレブ気分を楽しむ方も増えてますので、一緒にアロママッサージ・・・なんて知らないうちにしてはいけませんよ(猫のほうが嫌がるか)あと、アロマポットでいい香りを楽しむときも注意が必要です。ハーブは体にいいから・・って思いがちですけど動物には効きすぎるのかもしれませんね。

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