NO MAN'S LAND 創造と破壊
1957年にジョセフ・ベルモンによって設計されたフランス大使館が、
取り壊されて集合住宅になるそうなので、
中を見れる最後の機会なので行ってきました。
建物の屋内外あらゆる部屋、廊下、階段、中庭、トイレなどが
アートで埋め尽くされていました。
↑これは大使館入り口に造られていたイベント『NO MAN'S LAND』の門です。
迷ってしまって旧大使館を越えて大使館官邸まで行ってしまいました。
坂が結構急だったので、たどり着くまでにバテ始めてましたよ。
あの地図はできれば坂の下に貼っておいてもらいたい(笑)
そう思った方は多いのではないでしょうか~^^;(旧大使館入り口は坂を登りません。体力を使い果たさないようにこれから行く予定の人は注意です)
旧大使館もとなりの旧庁舎も各フロアほぼすべて見れるのでいい運動になります(笑)
なんとなく日芸の学祭を思い出した。
一部紹介させていただきます^^
204室の三宅信太郎さんの部屋です。
トリコロールカラーっていいですね~。
へばってたあたりでたどり着いた部屋
だったので元気になりました。
窓は古いガラスが入っていたり、鉄格子の部屋が多いのも驚きました。
松井えり菜さんの部屋の戸棚の壁に描かれたきのこ。
窓にもきのこが描かれてました。
こちらは廊下です。ロッカーや壁の色・・取り壊すのもったいないな~。
この扉もまだ全然使えますよね。部屋も応接間みたいな感じでした。
いろいろ味のある物であふれてましたよ。スイッチとか、冷暖房機(たぶん)とか。
この外壁も素敵でした。
現代アートを見に行ったつもりが、建物そのものの美しさが
残っているところに目を奪われました。
中庭に残された桜の木や、2階の庭の枯れかけた植物たち。
歴史のあるものを残すことは難しいですが、とても考えさせられました。
大使館の屋上から見える庁舎
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