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2015/05/17

Souvenir d'Elise Vardon

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Souvenir d'Elise Vardon(スヴニール・デリゼ・ヴァルドン)=香粉蓮(Xiang Fen Lian)、1854年フランス作出、いまだに何だか謎の多い薔薇ですが、今年もヌーディーに妖艶に咲いています。ティー系の柔らかな色合いですが香りがティーでは無いのでやっぱりチャイナ系なんだろうと思って育てています。

この少し歪で美しい中にもグロテスクな質感の薔薇、なんだか魅かれるんですよね。
アプリコットとピンクの混ざり合う感じも、他には無い妖艶さです。

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剣弁高芯咲きにで咲きつつロゼット咲きに落ち着く、はぁ・・・ステキすぎな薔薇です。
散り逝く瞬間まで、本当に美しい薔薇なんですよ。

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ちょっと排他的すぎるかな・・という写真になりましたが、この薔薇の魅力でもあります。


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2015/05/09

ルドゥーテな横顔

日々、忙しくしていますが、ベランダに出るとほっとします。
昨日は栓が抜けた状態で湯張りをしてしまったり、撮っておいた写真データをごっそり消してしまったり、がっくりと気持ちが落ちました。

そこでようやく、疲れてるんだな〜っと気付いて、連休中の休み溜めもあまり効果がありませんでしたね。

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今日の朝、一番綺麗な薔薇を一輪摘んで部屋に飾りました。
あまりに綺麗な横顔。まるでルドゥーテの博物図に出てきそうだななんて思いながら。それもそうですよね、この薔薇たちを書き続けていた人なんですから。
世界中の薔薇を収集してジョセフィーヌがマルメゾン城で育てた薔薇たち。栽培された薔薇は250種類以上もあるそう、ルドゥーテの薔薇図譜は169種ですからそれもすごい数ですよね。でもそれぞれが異なる色、形でしょうから、書きたくなる気持ち、育てたくなる気持ち、両方わかるな〜。

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薔薇を育ててて面白いのは、それぞれ咲いてから散るまでの時間の流れと様子が全然違うところにあります。蕾の時間が長いものや、咲いてからも周りの花びらが枯れかけているのに中心は生き生きと咲き進むもの、咲きながら花びらが鋭利な形に変形するもの、香りも咲き始めと比べるとだんだん変わって行きますし、まったく香りの無い薔薇もあります。写真の薔薇はコロコロだった蕾が咲き進むとどんどん大きくめくれあがって終わりになると花びらが皺皺のおばあちゃんのようになっていきます。

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2015/05/06

Louise Odier?

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2015/05/05

バラが咲いています

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園芸店で名無しの薔薇として売られていました。ラ・レーヌ・ビクトリアかな〜でもなんとなくルイーズ・オディエなんじゃないかと悶々と考えてしまっています。大苗なのに名無しなのですごく安くなってて適当に置かれてて、あんまりかわいそうだったので迎えてしまいました。ブルボン系には違いない。四季咲きじゃないかもしれないけど刺もステムも柔らかで本当にかわいい可憐なオールドローズです。

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ブスっとしたベリたん。薔薇シーズンはなんだか妙に写真を撮られるからね。
私が夢中になって薔薇の写真ばっかり撮ってるのもなんだか気に食わない。

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でもね、わかってくれます。このフランシス・デュブリュイがどれほど良い香りかってことが。
じーっと見たり、
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くんくんしたり、




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うっとりしたり、


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ただいまベランダは素敵な季節を迎えてます。

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